精神科作業療法
精神科作業療法とは
病気により楽しみや生活能力を失いがちな方に対し行います。
趣味・遊び・仕事などの作業活動を通し、その人にとって健康でより良い生活が送れるように支援するリハビリテーションです。
精神科作業療法の目的
患者様の状態に合わせ医師の指示のもと行っていきます。
生活が不規則にならないよう定期的に作業療法への参加を促しております。
好きな活動・馴染みの活動を通し、楽しむことやストレス発散をして頂き、病気による焦りや不安の軽減を図ります。
作業活動の中で、人がいる場所に慣れることや人付き合いの練習を行います。
また、精神症状の面だけでなく体の健康を維持されるよう運動や体操なども行っております。
主な活動内容
☆運動
体操、ゲートボール、卓球、輪投げ、玉入れ、ペタンクなど
☆作業
塗り絵、折り紙、書道、読書など
☆音楽鑑賞、ビンゴ大会
☆その他
季節に合わせたレクリエーション(クリスマス会など)
上画像:作業作品 下画像:運動風景
1.安定状態に向けての援助
- 楽しむことによる気分転換
- 自信をつける
- ストレス発散
- 健康な心身機能の維持・改善など
2.対人関係への援助
- 人と接する事の楽しさを体験する
- 社会性を養う
- 対人関係をスムーズにするなど
3.日常生活への援助
- 生活リズムを整える
- 体力・活動性の維持・改善
- 余暇時間の充実
- 十分な休息をとるなど
4.社会復帰に向けた援助
- 家事動作訓練
- 職業前訓練など